造山活動は、火山活動と地殻変動による隆起がある。
東北を南北に縦断する奥羽脊梁山脈は、火山活動によって形成されたもので、吾妻山、安達太良山、那須岳は現役の活火山である。
脊梁山脈の西側の会津地方は、16のカルデラ火山跡があり、500年前から250万年前の長期間の火山活動で、地形が形成された。斎藤清が描く、急峻な山々の只見川沿いの風景は、デイサイトなどの火山岩地質である。
一方、脊梁山脈の東側の中通り地方は、地殻変動によって隆起した深成岩の花崗岩や変成岩地帯で、会津とは風景が異なる。

金山町大師

カルデラ湖の沼沢湖(金山町)

昭和村と金山町の境

昭和村玉川渓流


田ノ倉ダム、福島県と新潟県境