文人木とは、盆栽用語で、江戸時代の文人が書画に描いたような樹木を言います。

(赤松 前衆議院議長 河野洋平氏蔵 )

アカマツやクロマツの場合は、細身で下枝がなく、葉相が細かい。また枝が下がっているものは、年代を感じさせるものが極上品とされています。

(黒松 宮内庁蔵)

この度私たちは、2ヘクタールの借地で、アカマツを生産販売することになりました。土壌は真砂土で、葉相が細かい点では文人松に共通しますが、まだ生命力がみなぎる壮年の趣がある「新文人松」です。40~60歳代の比較的若い世代の個人庭園やガーデニング用として、雑木や草花と組み合わせたご利用を提案いたします。

野の花ガーデンfukushimaのグラベルガーデン(砂利の庭、吉谷桂子さんデザイン)。          新文人松と野の花マットの組み合わせ。砂利で覆うことで、雑草が侵入しにくく、また侵入しても除草しやすい。忙しい若い世代の方々に、お勧めです。

株立ち

双幹とアセビ

株立ちを中心木として、中小の松を配植

同じく株立ちを中心木として、中小の松を配植

新文人松とともに、真砂土に自生するネジキはグラベルガーデンにも適用できそうだ。