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今までに、私達が生産する春の花木として、オオヤマザクラ・イタヤカエデ・コブシ/ヤマザクラなどを、「愛情を込めて」、見方を変えればかなり主観的に、御紹介してきました。

それぞれに素晴らしい樹木ですが、ランドスケープデザインに繋げるためには、自然に学ぶのも、一つの方法だと想い、福島・会津の里山を御紹介します。

写真1と2は、下郷町の里山です。薄紅色のオオヤマザクラと白花のカスミザクラ(ヤマザクラの1種)と薄黄緑のイタヤカエデが、見事に調和しています。

最後の写真は、舘岩村の流れです。薄紅色のオオヤマザクラと薄黄緑のイタヤカエデ、純白のコブシが、互いに相乗効果を高めています。

オオヤマザクラの「華やかな」薄紅色、イタヤカエデの「さわやかな」薄黄緑、コブシの「清楚な」白花が、里山では互いに引き立ってあって、「艶やかな」色彩空間がかりだされています。