灌水設備が停止しても、1年以上、頑張った植物に、勇気をもらつた。
アクアマリンのカワウソ水槽の屋上緑化。灌水設備を前提に、数センチの土の上に、浜っこターフや森っ子ターフを並べた。
2011年3月の大津波で、水族館の電源は破壊、灌水設備が停止した。植物は死滅したものと諦めた。
しかし、5月13日,2年ぶりに確認すると、乾燥に強い海浜植物の浜っ子はもちろん、コナラなどの森っ子まで生きていた。
わずかな土壌養分と雨水で賄えるように、身を小さくして、また樹木は強風に耐えられるように、地を這いながら。その健気な姿に感動した。