私の家から500mの所に、阿武隈川と社川の合流点がある。
古代から舟運の要衝で、陸奥国白河郡藤田郷の中心であった。
また川底には花崗閃緑岩(かこうせんりょくがん)が露頭し、自然の飛び石となり、中世には渡瀬として利用された。
そして江戸時代には、対岸の豪商円谷家が、明岡河岸を築き、常陸の平潟から取り寄せた塩や海産物を、県南地方はもちろん会津にまで広く販売した。
今は、私の毎日の散歩コースだ。
 阿武隈川と社川の合流地点
 花崗閃緑岩の露頭 ここに明岡河岸があった。
 中世の渡瀬 川を挟んで、13世紀~14世紀の板碑がある。