スノーズヒル・マナー

スノーズヒル村は、名前が示すように起伏のある丘に立地した小さな村です。

スノーズヒル・マナーは、16世紀に造られたマナーハウスです。丘の斜面を利用し、上段にマナーハウス、下段に庭園を配置することによって、ハウスから庭を眺めると、周囲の田園景観も眺望できる敷地計画がなされています。

1919年に、芸術家であり建築家であったチャールズ・ウェイトが、このマナーハウスを購入して、庭園も改造しました。ポイントに青色を使うのがポイントです。1938年に、ナショナルトラストに寄贈されました。

バラや宿根草は、専門のガーデナーによって、よく手入れされています。

テラスごとに造られた庭園はち密で美しいのですが、なんといっても周囲の田園風景を取り込んでいるために、ガーデニングのち密さと空間としての解放感が調和した、イギリス借景庭園屈指の名園です。

snow1.jpgsnow2.jpg左:坂道とボーダー植栽、右:テラス式庭園上段

snow3.jpgsnow4.jpgポイントは青

snow5.jpgsnow6.jpg庭園と借景の田園風景

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snow9.jpgsnow10.jpg専門のガーデナーによる入念な手入れ(左はマナーハウス)

snow11.jpgsnow12.jpgスノーズヒル村