環境戦略 生物多様性を通して地球の緑化を考える 仲田種苗園

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三浦の浜旅(11)

マグロで有名な三崎港は、三浦半島と城ヶ島の間の港です。 城ヶ島は外洋に面しているために、潮風が強く、海岸性マント植生が発達しています(写真1)。 城ヶ島はアズマネザサの1種と思われる竹類が海崖を覆っていました。これと同じ …

三浦の浜旅(10)

(写真:横須賀市天神島のマント植生) 天神島の植生を観察すると、磯の岩場から照葉樹林に移行する間に、マント植生がみられる。 トベラなどの低木とツルマサキなどのツル性植物が、最後の写真に見られるように、スクラムを組むように …

三浦の浜旅(9)

  写真左:ハマボッス(サクラソウ科)の蜜を吸うアオスジアゲハ            写真右:岩場の植生 海から照葉樹林までの狭い空間である岩場(あるいは砂浜)は、強い潮風の下、独自の生態系を形成している。 植 …

三浦の浜旅(8)

(写真は、横須賀市天神島、クリックしてアップでご覧ください) 東京と横浜の自然を回復するためには、環東京湾に点在する生態系をネットワークして、環東京湾全体の環境力を高める必要があります(「環東京湾環境戦略」、ホームページ …

三浦の浜旅(7)

  逗子から見た富士山 自然は、住む(太陽・空間・緑)、働く(緑と空)、心身を育成する(眺めと風景)、交通(眺めと風景)、などの機能と関係する(ル・コルビュジェ「輝く都市」)。 横浜からの富士山の眺めは、黒船ペ …

三浦の浜旅(6)

写真:横浜ランドマークタワーからの展望(クリックしてアップでご覧ください)。 デカルト的精神:「自然と人間はとは、統一と協調を保っているものであって、自然の外に拵(こしら)えものの社会があるわけではない」(ル・コルビュジ …

三浦の浜旅(5)

建築家磯崎新によれば、20世紀最高の建築家であるル・コルビュジェは、次のように述べている。 「建築とは目の前の物体だけを指すのではない。それが出来上がるまでの歴史や土地の文化をまるごと含んでいる存在だ。アーキテクチャーと …

三浦の浜旅(4)

大桟橋国際旅客船ターミナルは、国際コンペで選ばれた外国のFOAの設計です。 全体としては鯨をイメージしていますが、コンピューターを駆使した構造計算によって、多様な傾斜の動線が実現されていて、とても歩くのが楽しく、また感動 …

三浦の浜旅(3)

横浜は、今年開港150年です。この間に、寒村から350万人の日本第二の都市に成長しました。 歴史的建造物である赤いレンガの倉庫と「みなとみらい」の現代建築群の対比は、素晴らしい都市景観です。 写真はクリックして、アップで …

三浦の浜旅(2)

このシリーズの前半は、横浜地区の海浜植栽をレポートします。 赤レンガ倉庫に隣接する象の鼻パークでは、アキニレが植栽されていました。潮風が強い地区での落葉樹は限られますが、アキニレは葉が細かくて、優しく、涼やかな緑陰が魅力 …

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