環境戦略 生物多様性を通して地球の緑化を考える 仲田種苗園

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環東京湾環境戦略(29)

江戸・東京編 お台場から品川・汐留方面を望む 関東平野は、約13万年前の下末吉海進と河川侵食によって数段の基盤に火山灰が堆積した「洪積台地」と一万年以降に堆積した「沖積平野(低地)」に大別されます。洪積台地の厚い火山灰( …

環東京湾環境戦略(28)

植生区分を考えるときに、伊豆諸島の植生はわかりやすく、モデル的な地域であると私は考えます。 植生区分には、大中小の3つの区分があります。大区分としては、「生物多様性保全のための国土区分」があります。伊豆諸島は、その第6区 …

環東京湾環境戦略(27)

伊豆大島の名物は、椿(ヤブツバキ)です。 島内にはいたるところに、ヤブツバキがあります。特に海崖中腹にはヤブツバキの群落が認められます。 さて、ヤブツバキは名前が示すように、高木層の下にあって、半日陰の環境を好みます。海 …

環東京湾環境戦略(26)

伊豆大島の笠松地区は、海岸性植生が良好に残っているために、国指定天然記念物となっています。 磯から海崖上部に至る、植生は以下のようなものです。 海浜植物群落:オオシマハイネズ・イソギク・ハマカンゾウ・ボタンボウフウ・マル …

環東京湾環境戦略(25)

  写真:伊豆大島 伊豆諸島の一つ神津島から産出した黒曜石が、伊豆大島、そして関東周辺の旧石器時代の遺跡から出土しています。これは2万年前には、すでに伊豆七島と関東地方の海上の往来が活発であったことを示していま …

環東京湾環境戦略(24)

南伊豆町奥石廊は、石廊崎に隣接します。伊豆諸島を望むことができます。ハチジョウススキの群落が海崖から海岸段丘上に自生しており、植生の点からも伊豆諸島との共通点を認めることができます。    奥石廊の海 …

環東京湾環境戦略(23)

南伊豆町石廊崎は、伊豆半島の先端です。この岬によって、相模灘と駿河灘に分かれます。 環東京湾の西の範囲も、この石廊崎までとするのが良いでしょう。 石廊崎は、海崖上部に照葉樹林が良好に残っています。 石廊崎には灯台があり、 …

環東京湾環境戦略(22)

『海の石川啄木』的植生(南伊豆町 2008年5月5日) 「潮風にも負けず、乾燥にも負けず、わずかの養分(土)で生きる」。それが、海浜植物の特徴です。 伊豆半島南端は、柱状節理の海崖が多く、わずかの隙間に海浜植物が生育して …

環東京湾環境戦略(21)

下田市爪木崎(2008年5月4日) 爪木崎は、柱状節理の海崖が特徴です。灯台と野スイセンが有名な観光地です。 灯台近くには、良好な磯が残っていて、老若男女を問わず、海の微生物の採集に夢中です。磯は海辺の生物多様性と人間性 …

環東京湾環境戦略(20)

伊東市城ヶ崎海岸の海崖の植生(2008年5月3日)   伊東市城ヶ崎海岸(リアス式海岸)、ヒメユズリハ群落   オニヤブソテツ(オシダ科)、ボタンボウフウ(セリ科ヤマゼリ属、葉が牡丹に似る、関東以西) &#16 …

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